奥三河の『花祭』 古戸地区・下粟代地区・布川地区




毎年11月から3月上旬にかけて奥三河15ヵ所の地区で盛大に開催されている『花祭』は、700年以上にわたって、大切に継承されており、昭和51年に国の重要無形民俗文化財にも指定されました。

花祭詳細→ http://www.hanamatsuri.jp/

古戸・下粟代・布川

古戸地区(東栄町)

日時:2018年1月2日(火)9:00 ~ 1月3日(水)17:00

場所:古戸会館

詳細:http://www.town.toei.aichi.jp/hana/area/09_hutto/hutto.html

古戸の花祭は、振草系の中で最も古い歴史と伝統が有り、各地区への指導の記録も残されており、昔から『舞の古戸』と呼ばれ、他の地区からも称賛されています。

舞庭や神座など各所の飾り付け・衣装などに神仏混淆(しんぶつこんこう)の形式を色濃く残している唯一の花祭であるといえます。

元禄9年(1696年)の茂吉鬼はじめ、舞の衣装、ばちの箱や面の箱などには1600年代の年号があり、300年以上の歴史を見ることができます。

毎年、舞の開始時間は午後6時に決められています。

衣装の着付け、特に『鬼のたすき』は古戸独自の結び方を受け継いでおり、他では見られない結び方です。

下粟代地区(東栄町)

日時:2018年1月6日(土)14:00 ~ 1月7日(土)14:30

場所:下粟代生活改善センター

詳細:http://www.town.toei.aichi.jp/hana/area/10_shimoawashiro/shimoawashiro.html

下粟代の花祭で使っている太鼓には、天保12年の年号銘があり、この年が村としての花祭りのスタートで、150年以上の歴史があると考えられます。

また、集落内の旧家には文化3年に花祭を開催した『奉開御花数覚張』という内容の古文書が残されています。

花祭りは、布川集落から習い、布川へは盆踊りを伝えたと言われています。

ここでは飛び入りの伴鬼を歓迎します。

舞に自慢の希望者は花宿裏手の支度部屋を訪れるとよいです。  

布川地区(東栄町)

日時:2018年3月3日(土)13:00~ 3月4日(日)10:00

場所:布川集会所

詳細:http://www.town.toei.aichi.jp/hana/area/11_hukawa/hukawa.html

厳粛な神事が特徴で、花祭りシーズンのフィナーレを飾る『布川地区』の花宿となる集会所は、古来の風情を保ち、神社の神域とも相まって独特の祭風情を醸し出しています。

鬼面に記された年号銘は文政13年、花大夫家伝わる古文書は文政8年と200年近い歴史を語っています。

『舞庭』飾りの『湯蓋』『一力花』『添花』は五色の色紙を使用しているが、『一力花』の数が多いのが特色です。

また、『ざぜち』は文政初期の型紙に基づき制作しており制作しています。

祭りの最後には、宮渡りの前に一杯の粥を一本の箸ですすります。

これは、昔の大神楽の次第の白山浄土入りに通ずるといわれています。

 

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