宿駅制度の廃止から半世紀が過ぎた大正期。鉄道網の全国的な発達や、バスなど自動車輸送の登場など、交通体系も近代化するなかで、東海道の徒歩旅行は過去のものとなっていました。一方で東海道を懐古する動きも見られ、版元は東海道の風景が描かれた浮世絵をさまざまな手法で復刻し、画家や漫画家・文化人の多くは東海道を旅行して作品制作を行いました。こうした作品からは、徒歩の旅への憧れや東海道各所に刻まれた文化的な蓄積への敬意や親しみを背景に、新しい技術や感覚によって時代にあった東海道を描きなおそうという意欲が感じられます。本展では、それらの作品とともに近代の東海道を巡ることといたします。 ●会 期: 10月10日(土)~11月23日(月・祝)●開館時間: 9:00~17:00(入館は16:30まで)●会 場: ...




