標高358mの石巻山の麓に本社(里宮社)、中腹に山上社(上社)があり、山上社では2月22日(月)深夜から明け方にかけて幻想的な管粥祭(くだがゆまつり)が行われます。
管粥祭とは、沸騰したお粥の中に、農産物・海産物の名前を刻んだ竹の管を入れかき混ぜます。
取り出した竹筒の中に入っている粥の量で、その年の天候や作物の豊凶を占います。
本社では、毎年4月第1日曜日に行われる祭礼『鬼祭り』が開催されます。
源頼朝が、病気回復祈願のお礼参りに 鬼面が奉納された事からはじまったと言われています。
この鬼祭りの参拝者には、ちまきとどぶろくが振舞われることから『ちまき祭り』『どぶろく祭り』とも呼ばれるそうです。
この祭りの鬼は黒鬼と赤鬼が、神の化身として現れ拝殿で踊り出します。
その後、境内で大暴れし、参詣者にタンキリ飴の入った白い粉をまき散らします。
この粉を浴びタンキリ飴を食べると夏病みをしないと言われています。
子供は、鬼に抱いてもらうことで健康で過ごせる厄除けの効果があると言われています。
場所:石巻神社(豊橋市石巻町金割1)