賀茂神社は、天平元(729)年創建といわれ、古い歴史と伝統のある神社です。
徳川家康に関係が深く、遠州入国や長篠合戦の際に参拝したといわれています。
賀茂神社の葵祭は、長さ約21メートル・幅約1.6メートルもの幟旗(のぼりばた)を掲揚し、大幡神事と爪切神事など行われます。
大幡神事は、文禄11(1568)年に徳川家康が戦勝を祈願して奉納した大幡(麻布製)を掲揚します。
爪切神事は、元亀3(1572)年、三方原の戦いで武田信玄に敗れた徳川家康が、敵兵の急追を賀茂神社の神田に隠れて危機をまぬがれた故事に基づき、木製の神馬の爪を切るまねをします。
2日目午後は『藤四郎』と呼ばれる鬼が、神社本殿から飛び出してお菓子を撒きながら境内を走り回ります。
そして厄落としの獅子舞が、大きな口を開けて境内を駆け抜けます。
祭礼の最後には、『乗り子』と呼ばれる子どもが馬にまたがり走り抜ける『競馬(くらべうま)行事』を行います。
乗り子が馬の上で手綱を放し、手に握った五色の紙テープをなびかせる姿を、是非見てください。

日時:2019年4月13日(土)・4月14日(日)
場所:賀茂神社(かもじんじゃ)
交通:豊橋駅よりタクシーで30分
お問合せ:0532-88-3359(賀茂神社)